人を知る

正確さや慎重さ、
スピーディーな対応力が求められる経理課の仕事

管理部 経理課
芳賀剛

大学卒業後、コンピューター機器の販売会社へ入社。その後、パラリーガルとして法律事務所に転職して経験を積み、ベリーベスト法律事務所へ入所する。
入所後は債務整理部のパラリーガルを務めた後、管理部へ異動。総務、人事を経て、現在の経理課に配属。

常にチャレンジし、成長を続ける企業風土に魅力

私は2012年、「全国各地のお客さまのお悩みを解決する」「日本一の法律事務所になる」という理念に共感し、ベリーベスト法律事務所へ入所しました。当事務所は2010年設立ですので、当時は弁護士数も少なく、まだまだ成長途中の事務所でした。今では全国各地にオフィスがあり、多くのお客さまのお悩み解決につながっていると思います。

前職ではパラリーガルを務めており、当事務所にもパラリーガルとして入所しました。パラリーガルとは、弁護士の補助をする職であり、弁護士の指示、監督のもと、 契約書や訴訟に関する文書の作成、各種手続き、法令の調査などを行います。

当事務所ではお客さまのお悩みに合わせて専門チームを設けており、私は債務整理部の所属のパラリーガルとなりました。先述の業務に加えて、任意整理(過払い金請求)や個人再生、自己破産などにお悩みのお客さまからお話を伺い、当事務所の弁護士へつなぐ仕事です。

2018年に管理部門(総務)へ異動となったときは、正直、戸惑いもありました。長くパラリーガルとしてスキルを高めていた中で、これまでとは全く異なる業務をすることになったからです。ただ、新たな業務に取り組むということは、チャレンジできる機会を得られたということでもあります。とても貴重な経験を得られると思い、仕事に打ち込みました。

このような思いで総務課、人事課にて経験を積んだ後、現在の経理課へ配属されました。経理課では、パラリーガルとして磨いてきたコミュニケーション能力が活かせているように思います。

経理課は柔軟なコミュニケーション能力と細やかな対応力が求められる

経理課 は「社内接客業」でもあります。そういうと、「何のことだろう」と思う方も多いかもしれません。

経理課はお金を扱う部署ということもありまして、様々な部署からの問い合わせや質問を受けることが多くあります。お金に関することですから、少しの認識のずれやミスが大きなトラブルに直結してしまうことも考えられますので、問い合わせを受けたときには、相手の意図・要望を的確にくみ取って、求められているものを提供しなければなりません。
そのため経理課では、ミスが発生しやすい仕事をいかにミスなく行うかを念頭に置いたうえで、慎重に業務に取り組む必要があります。

このようなことから、相手の要望を的確に聞き出すコミュニケーション能力と、細やかな対応力が求められる部署でもあるといえます。

連携・連動により、お客さまの問題解決の一助に

当事務所の経理課の業務は、一般的な経理(会社運営費管理)と、事業部経理に大別されています。一般的な経理(会社運営費管理)は様々な会社に当てはまりますが、私が担当している事業部経理は、ベリーベスト法律事務所ならではの仕事かもしれません。

当事務所はお客さまのお悩みに合わせて、担当する事業部を分けています。たとえば、B型肝炎と交通事故のケースでは、解決までのプロセスが異なります。もちろん、弁護士は幅広い分野を対応しますが、対応するパラリーガルも専門的な知識が必要です。そこで当事務所は、お客さまにより適切なご案内ができるよう、対応するパラリーガルを事業部ごとに分け、専門性を高めています。

経理課もこの事業部ごとの経理業務をそれぞれ受け持っており、私は離婚・男女問題や労働問題、刑事事件、企業法務等を扱う企業一般部の経理業務を担当しています。

私が担当している「事業部経理」の業務は主に、お客さまや関係先からの入金管理業務、 お客さまの案件の精算業務、請求書・領収書のデータ入力業務です。

その中でも企業一般部は先述のとおり、対応しているお悩みが多岐にわたり、その内容に応じて、事業部経理はスピード感のある対応を求められることもあります。お客さまに直結するお金の管理業務であり、対応が遅れると、お客さまのお悩み解決に影響を及ぼすことも考えられます。そのため常に緊張感を持ち、弁護士・パラリーガルの動きと連動して、案件の進行に沿った経理業務を臨機応変に進めています。

このように弁護士・パラリーガルと連携・連動して案件に携わっていることで、お客さまの問題解決の一助となっていることを実感し、使命感にもつながっています。

境界線を設けずチームワークで補完しあう

「経理」と聞くと、堅そうなイメージがあるかもしれません。たしかに、正確性が求められる仕事ではありますが、メンバー内で連携し、ときには和気あいあいと業務を進めています。

経理課は「一般的な経理(会社運営費管理)」「事業部経理」と、それぞれ分担していることが特徴でもありますが、各々が自分の担当領域だけ業務をしているわけではありません。ひとりだけに業務が偏ったりしないよう、誰かが忙しくなっていれば、手が空いているメンバーが手伝い、助け合う環境です。仕事の担当として区切ってはいますが、境界線を引いているわけではなく、互いに補完しあいながら、常に「チームワーク」を心掛けています。

皆で一丸となって幅広い業務に対応しているため、協調性が高く、思考が柔軟なメンバーがほとんどです。「突然ほかの会社に飛び込むのは不安がある」というような方でも、なじみやすいチームだと思います。

経験者・未経験者、どのような方でも意欲があれば成長できる

「経理の仕事が立て込み、今までは残業ばかりで、プライベートを充実させることができなかった」というような方には、ぜひご応募いただければと思います。経理課では決算期や月末月初、休み明けは業務が立て込むこともありますが、「ここが特に繁忙期だ」ということはありません。残業も月平均20時間以内ですし、オンオフのメリハリがしっかりとしていることも特徴です。仕事とプライベートを両立しやすい環境だと思います。

また、会社が成長途中であることも、当事務所の経理課の魅力のひとつといえます。当事務所は成長を続けており、その分、処理する業務の量や質の向上を常に求められています。日々の業務が自分自身のスキルアップにつながりますし、何か業務に悩むことがあっても、周囲に相談できる環境です。仮に、これまでは一般企業の経理を担当していて、法律事務所・法律関係の経理業務がはじめてだという方でも、安心してください。

経験、という面では、未経験の方も経理課へ応募していただくことが可能です。私自身、未経験で経理課に配属されていますし、既存メンバーの中にも未経験者はいます。入所後は、OJTを通して業務をレクチャーし、成長をサポートしていく環境が整っています。

当事務所は「チャレンジ」を応援する風土です。「法律事務所の経理は担当したことがない」「これまで経理はやったことがない」という方でも、もちろんフォローしますし、前向きにチャレンジ精神を持って取り組んでいただければ、十分に成長できると思います。