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法律事務所における広告戦略は挑戦の連続

広告戦略課 広告運用
宮川大輔

広告代理店での営業、プランナー職を経て、東証1部上場企業でプロモーション全般を担当。ベリーベストへ入社後は、広告戦略課・広告運用チームでWEBマーケティングを中心とした集客業務に従事し、チームをけん引している。

事業計画にも携われるのがだいご味

法律事務所での広告戦略と聞くと、「いったい、どのようなことをやるのか?」と疑問に思う方が多いかもしれません。

広告運用チームでは、法律相談をしたいと悩まれている方に事務所をしってもらうため、リスティング広告やポータルサイトの運用、SEO施策を中心に業務を行っています。

具体的には、目標を設定し、パートナーである広告代理店と協力しながら運用や予算管理、目標コントロールなどを行いながら目標達成を目指します。そのなかでも特に当事務所ならではだと感じるのが、目標設定です。

多くの企業では、売り上げ目標などはすでに設定されており、その目標にむかって運用業務に徹することが多いかもしれません。しかし、ベリーベストではメンバーひとりずつ担当をもち、担当している業務に対して目標を設定することはもちろん、広告予算を獲得するための提案をすることができます。いちメンバーに、これだけの裁量が与えられるのは、急成長中の事業会社ならではだと思います。

事業戦略に深く関わることができるので、成功したときの喜びはもちろんのこと、会社への影響も直接的に感じることができます。もちろん、大きな責任を背負うことになりますが、非常に大きなだいご味だと感じています。

裁量をもって働ける環境なのでプライベートも充実

現在の広告運用チームのメンバーは、大半が中途入所です。平均年齢は30歳くらいで、若いメンバーも在籍していますが、基本的には、あれこれ指示を出して業務を進めてもらうわけではなく、個人の裁量で自由に仕事を進めてもらっています。法律事務所は堅そうなイメージがあるかもしれませんが、広告運用チームは服装も自由ですし、一見すると法律事務所とは思えないかもしれません。みな思い思いに業務を進められる環境が整っています。

そのため、日々のタスクさえ完了していれば、残業する、しないも個人で判断してもらっています。とはいえ、全体として残業は少なく、平均的にみても月10~20時間でおさまっていますね。

私自身、定時ぴったりに帰宅することも少なくありません。ベリーベストに入所する前は、残業も非常に多かったので、プライベートは後回しになりがちでしたが、今は平日でも家族とゆっくり過ごせます。
また、事務所内でさまざまなサークル活動が行われているので、積極的に参加するようにしています。今は、釣り部、ゴルフ部、バスケ部に所属しています。サークルは弁護士の先生も参加するのですが、いい年になった大人たちが集まって、仕事以外のことで真剣になれるのは楽しいものです。サークルを通して、日々の業務では関われない人たちと関われることや、仕事ではみることができない一面をみることができるもまた、楽しみのひとつですね。

「未知の領域に挑戦したい」という思いから法律事務所に転職

ベリーベストへ入所して、早いもので3年目を迎えました。
社会人になってからは、広告代理店で営業やプランナーを経験したほか、会社の倒産という事態も経験しました。当時は大変な思いもしましたが、転職した先の事業会社で初めてWEBを担当し、SEOを駆使したWEBマーケティングの面白さに目覚め自分の進むべき道がみえたので、今は全ての経験がつながっていると感じています。

ベリーベストの求人をみたときの第一印象は、「こんなホワイト企業、本当にあるのか?」という、少々疑心暗鬼なものでした。それというのも、それまでは残業も多く、かなりハードな環境だったので、広告に携わる以上、業務環境は変えられないと思っていたのです。

また、多くの経験をしてきたことで、広告における業務については全体感を把握できていましたが、悪く言えば面白さを見いだせなくもなっていました。この業界なら、こういうことをしているから、こうすればいいだろう、というイメージができてしまっていたのです。

その点、法律事務所は未知の領域でした。
新しいことに挑戦してみたい、そして、これまでの自分の経験がどのくらい生かせるのかを試したいという、自分の置かれている状況とモチベーションがまさに一致した求人だったのです。

採用のステップを進むなかで、所内の方としっかりとお話ができたことと、スピード感をもって進めていただけたこともあり、迷うことなく入所することを決めました。

法律事務所は挑戦しがいのある業界

ベリーベスト法律事務所では、離婚や遺産相続、交通事故などさまざまな分野があり、分野ごとにチームが組まれています。そのため、各分野を担当している弁護士の先生方に、広告やマーケティングの仕組みを説明し、理解を得られなければ、広告の予算は獲得できません。
入所したときは、弁護士の先生方に、どうすれば伝わるのか、理解してもらえるのか、試行錯誤する日々でした。

また、弁護士の業務に関する広告には、独自の規定が設けられています。これにも、非常に苦労しました。法律事務所で受けている相談は非常にセンシティブなものが多いため、ルールを守りながら、相談に来る方の気持ちを考えた広告にしなければ、成功することはできません。
これまで、さまざまな業界の広告戦略に携わってきましたが、プロモーション全体を通して、レベルもハードルも非常に高いと感じました。

これまで、広告業界で培ってきた経験が役立っていると感じる一方、それだけではダメだとも思い、新しい考え方や進め方も取り入れながら、とにかくがむしゃらに取り組みましたね。

入所した当時を振り返ると、もう少しスマートに進められなかったのか、という反省もありますが、試行錯誤を繰り返しながらも一歩ずつ前に進むことができ、この3年間で目標を大幅にクリアできる分野がでてきていることは、担当者として誇らしい気持ちです。

そして、入所するまでは、「法律業界は領域が狭そう……」などと思っていましたが、取り越し苦労でした。法律という大きな枠組みのなかに、実にたくさんの商材があり、そのひとつひとつでターゲットは全く異なります。そのため、業務の幅は狭いどころか、広がりは無限大で、挑戦しがいが非常に大きい業界だと思います。

自分で創意工夫することができ、面白みをもって取り組むことができるので、正直、飽きる暇はないですね。

やりたいことを実現できる環境で成長を目指してほしい

入所してから、今日に至るまで、広告運用チームだけではなくマーケティング部全体が加速度をもって成長していると感じています。
さまざまな経験やスキルをもったメンバーが集まってきているので、仕事の幅は見違えるほどに広がっています。

とはいえ、ベリーベスト法律事務所の目標である、「日本一の法律事務所」には、まだ道のり半ばです。そのため、目の前の目標をクリアしながらも、次を見据えて動いていく力が求められていると感じています。上を目指そうするパワーや、どんどん新しいことにトライしていこうという雰囲気がありますね。

事務所の雰囲気は、広告運用チームにも通ずるものがあるように思います。
たとえば、メンバーが独自に新しい企画を立てて、提案をするのは大歓迎です。相談にきたときは、基本的に「実現させるためにどうするべきか」ということを前提に話をします。
そして、提案するのに社歴は関係ありません。やりたいと思ったことを提案し、実行し、進めていける機会が全メンバーにあります。
実際に、入所して1年たたないメンバーも、自ら会議を設定したり代表に直接相談したりと、積極的に動くことで活動の場を大きく広げています。

着実にチームとして成長していることを感じますが、広告運用チームとしては、どんな大手企業にも引けを取らない、マーケティングチームになることを目指しています。

そのためには、まだまだスキル面でも、テクニカルな面でも学ぶべきことや成長していくべきことがありますが、一緒に挑戦してくれる仲間が増えれば、その道のりはさらに楽しいものになると思っています。

私自身、今、仕事がとても楽しいです。
ただ、この状況に甘んじることなく、マーケッターとしてさらに学びを深めていく必要があると感じています。今は、メンバーの進捗(しんちょく)管理をしつつ、相談にのることも多いですが、メンバーをフォローするだけではなく、一緒に高みを目指していける、そんな存在でありたいと思っています。