人を知る

ベリーベストグループの根幹を担う弁護士や
事業を支えるあらゆる職種の採用に携わる

管理部 人事課 採用係 係長 弁護士採用担当 T.O

人材系企業で約10年採用、営業、採用代行業務を立ち上げ、お客さまの採用活動に携わったのち、代表秘書へ異動。代表秘書業務の傍ら、社内コミュニケーションの充実化等に注力した。株式会社ベリーベストでは、採用担当として入社し、事務員採用業務を経験の後、弁護士採用業務を任される。弁護士入所数を4年で3倍以上伸ばすなど、ベリーベストグループにおける弁護士採用の中核を担っている。また弁護士採用だけでなく、その他士業の採用、人事制度、一部労務等の領域も兼務している。

管理部 人事課 採用係 事務員採用担当 A.S

不動産デベロッパーにて営業職を経験したのち、総務・人事部門へ異動し、人事業務に携わる。株式会社ベリーベストでは、採用担当として入社し、事務員の新卒採用業務を中心に、士業以外のほぼすべての雇用形態・職種の採用を担当する。年間採用人数はおよそ200名を超える規模となり、事務員採用としての側面からベリーベストグループの事業を支えている。また、一部労務等の領域も兼務している。

大規模法律事務所の成長を肌で感じられる採用係

T.O)人事課採用係の業務は、大きく弁護士やそれ以外の士業を採用する弁護士採用担当と、士業以外の方々についてすべて採用を担当する事務員採用担当に分かれます。

どちらの担当であっても、令和3年時点で国内6番目に所属弁護士数が多い法律事務所の成長を日々実感できるポジションであることは間違いありません。なぜなら、採用人数が多いうえに採用エリアも拠点がある場所、新規に拠点を開設する場所など、日本全国の採用を担当することになるためです。またグループ法人の採用も任されているので、採用職種もとても幅広く、やりがいはもちろん、自身の成長を実感できる環境に身を置くことができるためです。

A.S)事務員採用担当の場合は、弁護士法人はもちろん、ベリーベストグループに所属するあらゆる法人で必要な人材の採用業務に携わっています。雇用形態も新卒採用、アルバイトなども含めた中途採用の採用、また職種も、パラリーガル、人事、総務、経理、エンジニア、ディレクター等のクリエイティブ職と多岐にわたり、年間200名を超える採用を行うことになるため、場合によっては1時間刻みのスケジュールで面接を行う時期もあります。母集団形成、応募者対応、入所に至るまでのフォローなど、よい人材を採用するために必要と考えられる業務すべてにかかわっているため、幅広い採用力が求められるというイメージです。

T.O)私が主に携わっているのは、弁護士採用です。弁護士採用と聞くとイメージが湧きづらいと思いますが、事務員採用と同様で母集団形成、応募者対応、入所に至るまでのフォローなど一般的な採用業務に携わります。

事務員採用との大きな違いをひとことでいうと、一連の採用業務のほかに、「限られた母集団からいかにより優秀な弁護士を採用できるのか」という視点を持つことが重要となることが挙げられるでしょう。具体的には、代表、役職者、リクルーターとなる弁護士がどのようにかかわっていくかの仕組み作りやコミュニケーションを含め、さまざまな調整を行うことになります。

ベリーベストの採用係として入所してよかった点は?

A.S)私は前職で営業職から総務に異動し、採用に携わるようになりました。とはいえ、採用する人数は年間10名ほどだったので、総務や広報的な業務と並行して携わるという形でした。業務の中で特にやりがいを感じていた採用のスキルを伸ばしたいと考え、転職を決意した形です。

先ほど申し上げた通り、ベリーベストの採用は非常に大規模です。特に事務員採用担当は、新卒採用や中途採用はもちろん、アルバイト、派遣社員の採用にも携わることができます。幅広い人材採用の現場に身を置き、採用に集中して業務を行える環境にいられることは、スキルアップにつながると考えています。

また、採用活動のメインであるパラリーガル職については、この仕事を選ぶ多くの方が「困っている人の手助けをしたい」「人の役に立ちたい」というマインドを持っています。実際に採用した方から案件の話を聞いたときには、私自身も間接的ではありますが社会貢献ができているなという実感を持って働くことができています。

T.O)私は前職では長らく採用・営業等として働いたのち、代表秘書のポジションへ部署異動になっています。秘書業務だけでなく、自ら提案してインターナルコミュニケーションや代表や役員との座談会企画などにも携わり、充実はしていたのですが、やはり採用が好きだったんですね。私がかつて担当した、大手企業への派遣からスタートして正社員になった方から「あなたがいてくれたから今こうして私がいます」とおっしゃっていただけて、はっとしたんです。採用は、人生が変わるお手伝いができる仕事だなって、改めて気づかせていただいた形です。

そこで、採用担当の業務ができる会社を探し、株式会社ベリーベストに入所しました。ある程度事業規模が大きいこと、自分の裁量で働けそうなこと、評価制度も年功序列などではなく頑張りを評価してもらえそうだと感じたことが決め手です。入所した当初は、経験を活かせる派遣社員採用などに携わっていましたが、新卒採用・中途採用、弁護士採用担当へ領域が広がりました。入所前はまさか自分が弁護士採用に携われるとは想定はしていませんでしたが、入所前に思い描いていた予想は外れていなかったなと感じますね。

あらゆる経験やスキルが活かせる弁護士採用と、採用のプロフェッショナルになれる事務員採用

T.O)同じ採用係ではありますが、業務内容そのものが、弁護士採用担当と事務員採用担当で大きく異なります。

たとえば、いわゆる新卒採用として内々定を出してから、実際に就業していただくまでの期間、辞退されてしまわないようにつなぎとめることも採用の現場では欠かせない業務のひとつです。事務員採用は毎年3月ごろ新卒予定者の就職活動がスタートして実際に就業される4月までの勝負となりますが、弁護士採用の場合は異なります。司法試験開催は5月ですし、法科大学院の卒業は3月です。さらに、司法試験もはさんで司法修習、2回試験もあります。採用活動開始から実際にベリーベストへ入所するまでの期間がとても長く、内々定から実際に就業いただくまで1~2年にわたることもあるのです。この間、やるべきことが大きく異なることはご理解いただけるでしょう。

A.S)事務員採用の場合は、新卒採用は他社と同様の流れで行いますが、その合間にも新しいオフィスがオープンするときや、各部署の業務増加による人員募集も随時行っています。本当に1年中、毎日どこかのオフィスで何件もの面接が行われている状態です。雇用形態にかかわらず各面接へ出席しますので、面接対応および事務処理をいかにスムーズに行うか、またよりベリーベストにマッチする方に選んでいただくためにはどのような媒体や手法がベストなのかを考えて、日々の業務を行っています。また急な採用要望も多々発生するので、それに対応するスピードもとても重要です。

T.O)弁護士採用の場合は、たとえば、弁護士資格の取得が視野に入っている方々の採用シーンであっても、選考だけでなく、入所していただけるように内定者に入所するメリットや事務所の強みなどの理解を深めてもらうことも非常に大事なポイントです。またロースクール生など数年後の採用に向けたプロボノ活動などにも力を入れています。優秀な弁護士に来ていただくことこそが事務所の経営や成長に直結するため、今行っていることだけでなく、ゼロから新しいことを考えることも求められます。代表弁護士や経営陣とも非常に距離の近い位置で仕事をすることになることが、弁護士採用担当の特長かもしれません。

株式会社ベリーベストには人材採用のエキスパートになれる環境がある

T.O)多くの法律事務所では、弁護士の採用担当はやはり弁護士だと聞きます。そのため、まずは弁護士資格がない採用担当者が弁護士採用に直接携われる現場は、おそらくベリーベストだけ、と言えるかもしれませんね。チームにも弁護士採用の経験があるメンバーはいません。これまでに別職種の採用経験がある方でも新たな学びがある部署だと思います。

そもそも弁護士という職種に限っての募集なので母数が限られています。また、士業という業界ならではのルールもあり、年齢層も一定ではない、という特徴があります。さらに、法律事務所の経営に直結する部署となるため、私自身、今までの採用スキルはもちろん、代表秘書時代に得た経験も活かせ、さらに自分自身が成長できているなと感じられる環境です。

A.S)ベリーベストの事務員採用の特長としては、やはり大規模だということにつきます。全国にオフィスがありますので、ターゲットとなるエリアは都内にとどまりません。また、ベリーベストでは、パラリーガルや弁護士秘書など法律事務所特有とも言える職種だけではなく、株式会社ベリーベストに所属して法律事務所業務を支える、エンジニアやクリエイティブ職、人事、総務などの管理部門など、あらゆる職種のメンバーが活躍しています。事務員採用担当では、弁護士を除くほぼすべての職種の採用にかかわることになることも特徴のひとつです。

職種に合わせてさまざまな採用手法を検討し、面接へ参加し、新卒においてはインターンシップの企画立案や内定者フォローも行いますので、幅広い人材採用のスキルアップが期待できます。どの業界に行ってもご活躍いただけるスキルを身に着けていただけるのではないでしょうか。

チーム全体が一丸となって新しいことにチャレンジしています

T.O)入所後についてですが、弁護士採用担当、事務員採用担当どちらであっても、入所してからはまず、OJTを受けていただきます。その後はご経験がある範囲からスタートして、少しずつ仕事の幅を広げていただくことになります。

A.S)業務自体はチーム全体で進めていて完全な分業ではないので、ひとりに業務が集中することはありません。気軽に相談できますし、チーム全体でフォローしながら仕事を進めています。
グループ全体が、ひとつの目標に向かって走っているような社風です。事務員採用という業務自体、他部署との連携が必要不可欠で、状況によって軌道修正が求められることも多々あります。柔軟に、かつ前向きに取り掛かることができる方のほうがよいかもしれません。

T.O)事務員採用担当でも弁護士採用担当でも、弁護士だけでなく、いろいろな部署と連携することになるので、Sさんのように柔らかくしなやかに対応できる方だとありがたいですね。
私が入所した当時は、人事課の組織を作りあげていく過程でしたが、今はある程度の基盤は整ってきているところです。今後はここからみんなで練っていく、さらに大きくしていくというフェーズにあると考えています。

A.S)はい、ベリーベスト自体が新しいことへフットワーク軽くチャレンジできるカルチャーなので、「こうしたほうがいいかな」と思ったことはどんどん提案していただきたいです。ゴールに向かって前向きに挑める方であれば、入社していただいたときに働きやすいのではないかなと思います。

T.O)そうですね。特に弁護士採用担当はミーティングなどで直接代表に企画を提案できるチャンスが多々ありますので、ボトムアップしやすい環境です。何事も主体的に仕事に取り組みたいという方と、一緒に作りあげていければと思います。